考えるのが一番いや!
家事の中で一番煩わしいのが「料理」
洗濯も
1.洗濯機に入れる
2.洗剤と柔軟剤を入れる
3.ボタンを押す
4.50分近く待つ
5.取り出す
6.バラバラになってる靴下の神経衰弱
7.裏返しになってるのを表にする→イライラする
8.干す
9.外に出す
10.乾くのを待つ
11.天気の急変に気を遣う
12.取り込む
13.洗濯バサミから外す
14.たたむ
15.しまう
…。
あれ?料理よりはるかに煩わしくね??
書いてみると手順おおいなぁ!オイ!
いや、今回これはさておき。
「料理」である。
うちはダンナと二人なので、お子さんがいるご家庭に比べれば
はるかに楽なのだが、いかんせん料理が得意でない私には
なかなかの苦行である。
とにかく面倒くさいので、買い物に行っても
味付けされてるお肉を炒めればいいや、とか
今日はパスタでいっか、とか
この食材は何に使うのかな、よくわからないから
いつもと同じものでいいや、などとなる。
料理の引き出しが増えない→スーパーに行ってもメニューを思いつかない
→半出来合いのもので済ます→料理の腕があがらない→料理の引き出しが…
無限ループである。
結局「うまい」「はやい」「やすい」のどこかの牛丼チェーンみたいな
コンセプトで買い物することになる。
ところで、何で私は料理が好きじゃないんだろう?
基本的にもの作りは好きなので、料理を好きになっても
おかしくないはずなんだけど。
美味いもの食べるのはもちろん大好きなのに、
一体料理の何がいやなんだろう?
切ること?剥くこと?煮ること?
どれも別にそんなにイヤじゃない…。
物事をあまり深く考えるのは好きじゃないんだが、
めずらしく沈思黙考してみる。
そうか!考えることがいやなんだ!2行前でもう結論出てたな!
朝起きて「今日、夕飯何にしようかなぁ…。」
昼過ぎて「今日、夕飯何にしようかなぁ…。」
仕事しながら「今日、夕飯何にしようかなぁ…。」
夕飯前「ま、冷凍してた肉炒めればいっか!でも明日の夕飯何にしようかなぁ…。」
これが「嫌い」の正体だ!
敵の正体さえわかれば攻略法を編み出せる!
考えること、やめればいい!!!
そして、毎日ホカ弁になりました。
めでたしめでたし。
The END
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ではなくて!!
コレを使ってみることにした。
このアプリは
1.日付を指定する
2.人数を指定する
3.使う食材を指定する(しなくても良い)
4.作る品数を指定する(デフォだと主菜+副菜+汁)
と、レシピと買い物リストを生成してくれる。
ネットスーパー(イトーヨーカドーなど)の会員であれば
直接買い物リストを発注することもできる。
私はネットスーパー派ではないので、メモとして利用させてもらう。
これで…!
考えなくても良い!
人類は夕飯の献立を考えるという地獄から解放された!
献立に苦しむすべての人の夜明けだ!
ということで、買い物リストの中で、うちにあるものを削除し、
いそいそとスーパーに向かう。
普段なら、後々の使い回しや、代替できるものがないかとか
もんもんと考えながら買い物するのだけど、
今回のコンセプトは「考えるのはやめだ!!」なので、
思考停止で買い物リストに黙々と、奴隷の如く従う。
ズッキーニなんて買ったことないし、皮をむくのかどうかも
わからないけど、買う。
鶏のささみなんて買ったことないし、レシピなんて
一つも思いつかないけど、買う。
春菊なんて鍋に入れたことしかないけど、買う。
だってアプリが買えっていうんだもーん。
迷う時間がないのでいつもより早く買い物が終わる。
フム。
まず4日間分買い物したぞ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【1日目】
本日のメニューはこちら。
作成時間37分となっているけど、これは無理だった。
50分くらいはかかったけれど、一つ一つの作業は小難しいこともなく、
「煮る」「炒める」「焼く」くらいしかできない私でも
困難なことはなかった。
何より、作ることはイヤではなかった。
そして、出来上がり。
豆腐があったので追加してみた。
美味かった♪
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【2日目】
本日のメニューはこちら。
実は、この日のメニューは麻婆豆腐ではなかったのだけど、
あると思ってて実は勘違いしていて家になかった食材が発覚し、
急遽変更。
そんな主菜のみの変更にも対応してくれる親切さ。
痒いところに手が届く仕様。
そして出来上がり。
ダンナが「米はイヤ」などとワガママいうので、麻婆うどんに。
美味かった♪
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【3日目】
本日のメニューはこちら。
なぜか家に大量にあったエリンギがすべて捌けました。
ササミは汁にも出来るということを学びました。
どれも規定時間以上はかかってしまっているんだけど、
自分では絶対にしないメニューのチョイスなので、
食べてみて「へぇ〜、結構美味い」ということの連続。
この未知との遭遇感がなかなかクセになりそう。
そして出来上がり。
ダンナが留守なことをすっかり忘れていたので、
近くに住んでる友達を突然呼び出して、
「腹減ってるだろ?」
「腹減ってるよな?」
「腹減ってると言え」
「オレの飯、食えるだろ?」
とジャイアニズムを遺憾なく発揮し、食べてもらいました。
美味かった♪
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【4日目】
って、そろそろクドくなってきたのでやめよう。
写真も撮り忘れたし。
結論-------------------------------------------------------------------------------
〈メリット〉
1.夕飯の献立を考えなくても良い。
2.手持ちの食材も巻き込んだレシピを考えてくれる
3.自分では思いつかない料理を作ることができる
4.そこそこ新しい発見がある
〈デメリット〉
1.品数が増えてるのでコスパがどうなるか気になる
→残った食材で次の日の自分の朝や昼ごはんにしたり
ダンナの弁当の一品にしたりすればいいかも?
2.仕事が忙しい時に予定どおりの献立を作れないリスク
→時間があるときに作り置きできるメニューは先に
作っておくという工夫は出来るかも?
とりあえず、しばらくは頑張ってみることにする。